2007年08月21日

マンガ> 「それでも町は廻っている」1,2,3巻 作:石黒正数

「それでも町は廻っている」1,2,3巻,作:石黒正数,ヤングキングコミックス,少年画報社です。 8/9の記事で書いた、「Present for me 石黒正数短編集」がなかなか良かったので、こちらの作品にも手を出してみました。

とある下町の商店街にあるメイド喫茶でバイトする高校生、主人公嵐山歩鳥の日々の出来事をやんわりほんわか描いている、ハートフルコメディという感じの作品。
日常を淡々と、というより、メイドネタあり、SFネタあり、ラブコメな味もあり、ちょっと天国をのぞいてみたりと、色々な要素がてんこ盛りの作品です。

あまりに色々なテイストが入っているので、ややとっちらかった感じもあるのですが、基本的には登場人物みんないい人で、安心して読んで笑える作品でいい味です。
主人公を商店街の大人たちが暖かく見守ってあげていて、その辺りもとても安心して読めるところではないかと思いました。


この作家さんは、セリフのボケ、突っ込み、ノリ、間が非常に面白いと思います。 主にその掛け合いで笑わせてもらいました。

とりあえずこの3巻を読んでみて、面白かったエピソードを挙げると、
第7話「宇宙冒険ロマン」木星の探査機の前に現れた木星人とそれをあくまで無かったことにしようと逃避するアメリカ人たちが面白い(しかし木星に固い大地っていまどきどうか?とは思うのですが、それは置いておいて・・・)
第6話「辰野トシ子は砕けない」,一つのエピソードとして上手くまとまっていた良いお話し。 主人公が天真爛漫(すぎる??)だけに、こういう微妙な心理描写はサブキャラクターの役割といった所でしょうか。
第23話「まもれ サンタの夢」,これもお話として上手くまとまっていて良いエピソード。

今後この作品全体として、どう展開して、どう終わらせるのかは、まあ、これからに期待というところです。 取り込んでいる要素が多いだけに単に面白いエピソードを連ねるだけでなく、お話し全体として、作品の世界観として上手い落とし所でまとめて欲しい所。
(まあ、これからものんびり楽しく日々が続きますよ〜と終わらせてしまうのも一つのまとめ方だとは思いますけれど)

ひとまず手を出してみて損は無かった作品です。 4巻も手を出すことになると思います。

posted by 大阪下町オヤジ at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガの雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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