2008年01月21日

本>雑誌記事 「寺と墓の秘密」 週刊ダイヤモンド新春号

今日はちょっと気になったので読んでみた雑誌の記事の事を書いてみたいと思います。
週刊ダイヤモンドと言う雑誌の2008年新春号に書かれていた記事で、“寺と墓の秘密”と言うものです。 サブタイトルが“誰も知らない巨大ビジネス”となっていて、お寺やお墓という物が経済的にどう成り立っているのか?どういう収入があるのか?副業で儲かっている寺、逆に、副業もなく、寺を経済的に支える基盤であるはずの檀家の減少で非常に苦しい寺など、経済的な観点から、お寺、お墓を見てみようという特集記事でした。


この記事を読んでみると、それが良い事か悪いことかは別として、宗教のものとはいえ、現実には、何らかの形で収入を得ないと成り立っていかない現状が書かれています。

なぜ、普段経済雑誌など、またあまりビジネスとか、マーケットとかにはあまり興味を持たない私が、この記事を読んでみようと思ったかと言いますと、宗教物が実際どういう仕組みで経済的に成り立っているのかに興味があったためです。

その興味は、私が若いころからずっと釈然としないものを感じていたことに、その源泉があると言えます。 それは、葬儀,通夜等々の仏事の際、お布施という形でお金を我々はお坊さんに渡すわけですが、それを出した側の我々が、頭を下げて“ありがとうございました”と言わなくてはならないことに、どうにも釈然としない、違和感を覚えてどうしようもないのです。

こんなことを書くと、非常に不遜な、反社会的なやつと思われるかも知れないのですが、どうしても、なぜお金を支払っている側(つまり彼らお坊さんの生活を支える収入になっているものを渡している側)がありがとうございましたと頭を下げないといけないのか?しかも相手は、宗教的な建前を崩す訳にはいかないのもあるのは分かってはいるのですが、とても平然と、気持ちだけいただきますよ〜,金額なんてどうでもいいんですよ〜,という態度です。

それが世間のしきたりだからと言われてしまうと、まあ波風立ててもしょうがないし、、、とも思うのですが、なにか非常に欺瞞に満ちている気がして、相手も我々も田舎芝居を演じているような気がして、非常に気分がよろしくないというのが正直な所なのです。


私は別に、お金を出した側だから、ふんぞり返っていていいんだなんていうつもりは毛頭ありません。 例えば、お医者さんに、つらい病気を治してもらったとしたら、お金を払ってかつ“ありがとうございました”と素直に頭を下げられます。 学校の先生その他で、様々な知識や、技術、技法等を教えてもらったとしたら、同じくお金を払ってかつ“ありがとうございました”と素直にいえます。
最近の、経験で一つ話すと、家のトイレの水漏れが出たのですが、その時電話した修理屋さんは、その日のうちに来てくれて、作業員のお兄ちゃんは、ちゃんと見積もりを先に提示した上で、2時間もつらい姿勢で修理作業をしてくれたのです。 このときも私は、お金を渡して、“お疲れさんでした、ご苦労様でした”と素直に口から出ました。

えーと、ちょっと話しが発散したので、私が何をいいたいのか、判らないと思うのですが、要は、ちゃんと人の役に立つもの、具体的にお金を払っただけの結果がちゃんとあるのだったら。 医者なら−>病気を治す,水道修理屋なら−>水漏れを直す,とかだったら、私はその相手の技量に対する対価を払うのに問題はないと考えますし、感謝の意を表すのもやぶさかではありません。


しかし、仏壇の前に座って、しばらくの時間、お経(私にとっては意味不明の音の連続にしかすぎません)を発音しただけで、葬儀なら○十万,仏事でも何回忌とかの節目のイベントでは○万とか金を出すのです。 何の意味があるのか?出すにしてはあまりにぼったくられていないか?と不信心な私はどうしてもその気持ちを払拭することが出来ません。

この記事を読むと、結局は、お寺も何らかの形でお金を得ないと、お坊さん自身の生活も、お寺という建物を維持管理していくこともままならない現実から、彼らは、様々な宗教的イベントを作り上げて、それにより、お布施を吸い上げるという仕組みを作り上げているというのが現実なのではと思いました。

で、結局は、そういう宗教的な虚飾や虚構と言ったものを我々が受け入れるかどうかの問題に最後は行き着きそうな気がしています。 それを受け入れられる人は、お金を宗教組織や人に渡すのも良いでしょう(そこは個人の自由),でもいやだなと思えば、出さなければいいのだと思います

私は、個人的には、係わり合いになりたくないのが本音ですが、家族、親戚などがこれまでずっとやってきた事でもあるので、そう簡単に、“止めた!!”とは、出来ないでしょうね。 でも、自分ひとりの事で済む状態になったとしたら、こういったややこしいことは関わらないようにしてしまいたいものですね。


posted by 大阪下町オヤジ at 02:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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