2008年01月28日

アート> 「美術の写真 写真の美術」 大阪市立近代美術館(仮称) 心斎橋展示室

地下鉄 心斎橋駅近くにある、大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室で開催中(1/26〜3/23)の「美術の写真 写真の美術」を見てきました。

昭和初期に活躍した写真家さんの作品から、現代の、森村泰昌、やなぎみわ、辺りまで。
写真作品や、写真技術を使った作品を展示しようというもの。 一応年代順に並んでいたようです。


実はこの展覧会の名称なのですが、「美術の写真 写真の美術」なのか「写真の美術 美術の写真」なのか?正式名称はどっちなのかよく分からないままです。
英語のタイトルが、“Art of Photography Photography as Art”となっていたので、「美術の写真・・・・・」の方かなぁ?と思ったのですが、会場に誘導する立て札には逆に「写真の美術・・・・」と書いてあって、どちらのつもりなのかなぁ?というところ。

まあ展示作品が良ければ言い訳なので、こだわることでもないのですけど、ちょっと気になりました。

写真は、モノクロ写真の作品がほとんどで、カラー作品は、最近の数人の作家さんの物がある程度でした。
面白いなぁと感じたのは、瑛九さんのフォトモンタージュの作品とか、マネキンの手の部分だけを複数集めて画面を構成した写真、レンガかブロックを組み合わせて、プラス光と影で、抽象的な画面構成を作っていたものなどが印象に残っています。


最近の作家さんの作品では、有名どころでは、森村泰昌、やなぎみわさんの作品が展示されていましたが、これはあまり好みではありませんでした。 どうも、いま一つ、気持ちに来るものがないのです・・・・。
それよりも好かったのが、森村さんの同年輩の石原友明さんの作品が、とても印象に残っています。 この方の作品は、カラー写真で、横長に大きいのが2作品並べて展示されていました、前景には、ひどくぼやけた男性の胸から上が写っており、しかし画面の正面からこちら側を見つめているという印象があります。 背景には、ピントがしっかりあった動物たち(一枚はフラミンゴの集団、もう一枚にはアザラシかトドか?という海獣)が写っています。 動物園という閉ざされた中の存在と、一人の男を同時に画面に配することで、今、我々が行っていること、無意識のうちにやっていて、あまり考えないままに受け入れてしまっていることに対し“それでいいの?ちょっと疑問を持ってみたら?”と問いかけてきているような印象を受けます。

後は、植松奎二さんの作品なんかも結構好きでした。

そんなに、びっくり!感動!という作品にも出会えなかったですが、かといって悪い作品だったという訳でもないというところで、とりあえず写真作品の流れとか傾向を、ざっと見てみたいという分には、良い展覧会なのではないでしょうか?


posted by 大阪下町オヤジ at 02:58| Comment(0) | TrackBack(0) | アートなこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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